「伊作さんの鮎の甘露煮」が支持されている背景には、つくり手としてのさまざまなこだわりがあります。
“素材”…鮎は100%国産で、良質なものを厳選。また、醤油は東海地方伝統のたまり醤油を使用。清流・長良川の伏流水を仕込み水に、昔ながらの杉の木桶で2年間熟成させたもので、深い旨みが特徴です。
“手づくり”…手づくりでよいものをつくるとなると、あまり多くはつくれません。1回に90尾という数は、昔も今も変わりません。
“美しさ”…おいしさはもちろんですが、甘露煮はその姿の良さも大事な要素。躍動感があり、テリのあるきれいな甘露煮に仕上げるため、各工程で細心の注意が払われています。
“包装”…手づくりの甘露煮を包むのは、1枚ずつすきあげた美濃手すき和紙。美濃ならではの情緒豊かな姿で届けられます。
このように、いろんなこだわりのポイントがありますが、女将・野村真弓さんがいちばん大切にしているのは、とにかく“心を込めてつくること”。「伊作さんの鮎の甘露煮」のリピーターが多いのは、きっとその心がお客様にしっかりと伝わっているからだと思います。
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